写真のジャンルで撮る人が一番多いスナップ写真。誰もが撮るスナップ写真の中でオススメは夏祭り!
千葉県香取市佐原で夏と秋に開催される大祭のスナップ写真の撮り方と楽しみ方をお伝えします。
目次
佐原ってどこにあるの?
千葉県香取市佐原。合併して香取市となったけれども昔は佐原市。香取神宮などあり、水郷の街として栄え、小江戸と呼ばれる古い街並みが残っています。
大同生命のCMで女優の波瑠さんが自転車で街中をさっそうと走り抜ける場面でも使われています。
こんな情緒ある町で行われる祭りなので楽しくないわけがない。
東京駅から総武線快速で成田駅まで行き、成田駅で乗り換えて、成田線で佐原駅まで行きます。
自家用車で行く場合、お祭り中は街中に駐車できないけれども、利根川の河川敷に1,000台の無料の臨時駐車場が設置されます。
臨時駐車場からお祭り会場までシャトルバスが運行(有料)されます。徒歩でも20分ほど。情緒ある街並みなので、写真を撮りながら歩いて行くのもオススメです。
佐原の大祭ってどんなお祭り?
夏と秋の2回開催されます。
【2018年の日程】(予定)
・夏の大祭:2018年7月13日(金)~15日(日)➡終了
・秋の大祭:2018年10月12日(金)~14日(日)
八坂神社の祭礼である夏祭りは、本宿地区を中心に、諏訪神社の祭礼である秋祭りは、川をはさんで新宿地区を中心に曳き廻されます。
お祭りの特徴は何といっても山車。被写体の中心もこの山車になります。
関東三大山車祭りの一つ(他は、石岡のお祭り、川越祭)に数えられて、夏祭りに10台、秋祭りに14台の山車が町中を動き周ります。
山車の一番上には色々な人形が載っていて、人の人形だけでなく、鯉とか鷲などが載っている山車もあります。
山車の下の方には、太鼓をたたいたり、笛を吹いたりする佐原囃子と呼ばれる囃子が軽快なリズムで演奏しています。
山車がそれぞれ自由に市街地を曳き廻され、各地区に散らばって行き、そこでの佐原囃子の演奏で盛り上がります。
佐原大祭の写真の撮り方
お祭りを楽しむ、そしてプログラムモードで撮る!
まずは、お祭りを楽しむことです。凄い人混みなので当然、三脚など使えない。
「絞りがどうの、水平がどうの・・・」とか、三脚を使ってじっくり撮るものではありません。
お祭りに溶け込み、お祭りを楽しみ、プログラムモードでその場の雰囲気を素早く切り取りましょう。
傾いてもいいんです。ぶれてもいいんです。動きのある写真、音が聞こえてきそうな写真を撮りたいものです。シャッターチャンスを逃さないためにもプログラムモードが最適。
プログラムモードとは、適正露出となるように、絞り値とシャッタースピードをカメラが自動的に決めてくれるので素早く撮影することができます。
山車を撮る!
関東三大山車まつりの一つなので、山車を撮らないことには来た意味がありません。
山車の存在感と迫力を写真に収めたいものです。すべての山車を撮りたくなります。
昼間より少し日が落ちる夕方の方が山車や提灯がライトアップされて雰囲気がいいと思いますが、全部の山車を撮ろうとすると時間がないです。しかも各地区に散らばるため、撮影する山車を絞った方がいいと感じました。
ちょっと、残念なのは街中を引き廻すので、電線がどうしても写り込んでしまうこと。まあ、こればっかりは仕方ないですね。
人を撮る!
お祭りには人が集まります。山車を一生懸命曳く人、囃子の方々、見物に来ている人。色々な情景を撮ることができて、被写体の宝庫です。
スナップ写真に人物を入れると写真が断然面白くなります。人物のその時の表情とか、動作とかしぐさが情景を表すし、時にはユニークな写真を撮ることができます。

ただし、人物を撮る時に注意しなければならないのが肖像権。
お祭りなどの撮影は、撮影されることを承諾していると推定できる場面なので、肖像権にあたらないと解釈できるケースがあるようです。

お祭りを盛り上げる物を撮る!
色々と観察すると小道具など面白いものが転がっています。
提灯や山車の彫刻。屋台やまわりの家々などちょっと注意してみると宝物の山です。
それらをバシバシと難しく考えずにシャッターをたくさん切ってみましょう。
まとめ
①お祭りはシャッターチャンスを逃さないようにプログラムモードで撮る
②お祭りの特徴を捉えて撮る(佐原大祭は山車)
③人物を撮る
④お祭りを盛り上げる物を撮る!
これから、各地で色々な夏祭りが企画されます。お祭りに参加して、楽しみ、パワーをもらって暑い夏を乗り切りましょう。
写旅人でした。
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