小江戸「川越」のお祭りの特徴とスナップ写真を撮りたくなる楽しみ方についてお伝えします。
川越まつりは関東三大山車祭りの一つに数えられます(他は、石岡のお祭り、佐原の大祭)。
↓↓↓↓↓↓↓(佐原の大祭りの記事はこちら)↓↓↓↓↓↓↓
目次
川越ってどこにあるの?
東京の北西に位置する埼玉県川越市。小江戸と呼ばれて「蔵づくりの街」としてお祭りがない普段の日でも観光地として楽しめる街です。
時の鐘が有名。今でも1日に4回、鐘の音を響かせています。
駄菓子屋横丁というのもあって、昔懐かしい駄菓子屋さんが今でも20軒ほどが残っています。ノスタルジックな雰囲気が写欲をくすぐります。
東京からだとちょっと遠いかな。電車で新宿からだとJR埼京線で50分かかります。車だと関越自動車道で練馬IC~川越ICまで21.2kmぐらいに位置しています。
川越まつりってどんなお祭り?
佐原の大祭が夏と秋の2回行われるのに対して川越まつりは昼と夜の2回行われると言ってもいい。昼のまつりと夜のまつりは全然違う。
昼のお祭りは、佐原の大祭と似たような楽しみ方となります。山車を見てまわり、彫刻や山車の刺繍を撮るのも楽しい。
夜のお祭りは、昼と違い盛り上がりが凄い(らしい)。夜の祭りは実際に体験していないのでらしいとしか言えないけれども、ネット上の写真を見るとその盛り上がりが伝わってきます。
ちょっと遠いので、夜のまつりに参加するには1泊してじっくりと撮影したいものです。
【2018年の日程】(予定)
・2018年10月20日(土)~21日(日)
川越まつりの写真の撮り方
基本的には、佐原の大祭と同じ撮り方になると思います。おさらいをしておくと・・・
①お祭りはシャッターチャンスを逃さないようにプログラムモードで撮る
②お祭りの特徴を捉えて撮る(山車など)
③人物を撮る
④お祭りを盛り上げる物を撮る!
さらには、川越まつりだからこそ写真で表現したいものがあります。
それは「動きのある写真」
佐原の大祭は動きはどちらかというと大人しいです。山車に乗った佐原囃子が笛を吹いたりして軽快なリズムで演奏はしますが、それに合わせて踊りがあるわけではありません。
対して、川越まつりでは、「曳っかわせ(ひっかわせ)」という向かい合う数台の山車が、囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で競い合います。
アイキャッチ画像のように囃子がお面をかぶり、踊って競い会うので動きが激しいです。
動きのある躍動感ある写真を撮るためには、一般的には「シャッタースピードをコントロールして、わざと被写体をブラして撮る」と言われてますが、このブラすのが難しい。
ブレすぎると単なるブレた写真となってしまい、何が写っているか分からなくなってしまいます。
そこで、僕が狙いたいのは、「高速シャッターで動きを止めた動きのある写真」。何だか矛盾したような言い回しですが、なにも動きのある写真はブラすだけではないと思うのです。例えば、ワンちゃんが遠くの方から全速疾走してくる一瞬を止めて切り取っても動きを表現できると思っています。
ただ、狙って撮るのは難しいので、そこで登場するのが「連写」です。連写と言えばキヤノンでしたが、今ではどのカメラでも機能として十分です。どれか一枚ぐらいはいい写真が撮れているハズです。
夜のお祭りで撮りたい写真は提灯
提灯大好きです。ほんわりと浮かびあがった光の構造物を撮るのが楽しいです。余談ですけど、いつか、台湾の九份で提灯が灯るノスタルジックな風景を撮ってみたいです。「千と千尋の神隠し」の世界です。
イルミネーションのように明るくなく白飛びすることもないので、露出補正で−3くらいにして絞り優先モードで撮れば比較的簡単に撮ることができると思います。
むしろ構図をどうするかです。広角系で連なる提灯の遠近感で撮るか、望遠で引き寄せるかですね。
川越まつりの夜の部は、「曳っかわせ(ひっかわせ)」が最高に盛り上がるようなので、人物も入れて、迫力ある写真を撮りたいです。
まとめ
佐原の大祭の記事で書いた4つの撮影方法で撮る。
①お祭りはシャッターチャンスを逃さないようにプログラムモードで撮る
②お祭りの特徴を捉えて撮る(山車など)
③人物を撮る
④お祭りを盛り上げる物を撮る!
さらに、川越まつりの特徴を生かして以下の方法で撮ってみる。
⑤連写の機能を使って動きのある一瞬を切り取る
⑥夜のお祭りでは、ほんわりとノスタルジックは提灯を撮る
でした。
お祭り特集はこちらです。
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