散歩写真のススメ。近所の晩秋の手賀沼を撮ってみた。

ご近所の手賀沼。何十回と来ていて見慣れた風景ですが、「今日は違った風景に出会えるかもしれない」というワクワクするところ。
この風景は澄み切った空と空の青さが湖面に写り込んでいました。さらに釣り船を脇役として登場してもらいました。

主役と脇役の関係。難しい。以前「主役と脇役を意識した写真」としてテーマを出されましたが、サッパリどう撮っていいかわかりませんでした。

脇役があると主役が引き立ちます。もし、釣り船がなければ、何となく綺麗な手賀沼の写真にありますが、釣り船があるとちょっと面白い写真になるのかなと勝手に思っています。

今度の倶楽部の会合で提示してみようと思います。どう評価されるか楽しみ。
この写真のちょっと気になるところ。それは、右端の真ん中にある枝のようなもの。たぶんトレミングされると思います。

1枚目と同じ日に撮った写真。この写真で狙ったのは、湖面に写った青空。脇役は鉄塔かな。やはり、脇役は難しい。脇役となるか、邪魔者になるか、表裏一体のような気がします。撮っていて楽しかったけど、作品にはならないでしょう。左側の草のようなものが美しくない。邪魔者ですね。

前の写真は橋の上から撮っているけど、その橋の反対側の風景がこれ。手賀沼に流れ込んでいるところ。この写真には脇役がいません。なので、どこか平凡な写真です。上の電線も邪魔。

脇役があると主役が引き立つけど、脇役は選べないところが難しいところ。カメラを取り出して、写真を撮ろうと思うには、何か引き付けられるものを感じたからに他ならないけど、それは、主役であり、いつも脇役がいるとはかぎらない。

路地裏を撮った時に「ここに猫でもいれば面白いのに」って思っても都合よく猫が出てくるわけでもなし。人だったら人が来るのを待つこともできるが、いつまでも待つわけにはいかないし・・・。

でも、それが写真の面白いところだと思います。いつも同じじゃつまらない。1枚目の写真もいつもは釣り船など出ないのにたまたま釣り船が出ていたので、アクセントとして取り入れたまでです。それが脇役となり得るかどうかを判断するのは、センスなだろうなと思います。

センスを磨くのは、シャッターをたくさん押すこと。視点を変えて、上から下から斜めから撮って見る、空いっぱいを大きく撮ってみる、縦位置で撮ってみる。ちょっとした工夫で写真はどんどん楽しくなります。

散歩しながら、いつもと違う風景を切り取ってみましょう。

 

 

 

 

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