被写体探しに困った時に個性的な写真を撮る発想の転換法

「さあ、写真を撮ろう」とカメラを持ち出しても「何を撮ろうか」と困ったことはありませんか?「人と違う個性的な写真を撮りたい!」と思った時に僕が実践している発想の転換法についてご紹介します。

目次

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自由な発想のもとで自由に写真を撮る

写真を撮る場合に注意しなければならないセオリーがあります。この記事でも書いていますが、日の丸構図。日の丸構図は気を付けないとつまらない写真になってしまうと書きました。けれども、日の丸構図は絶対だめというわけではありません。

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また、白とび、黒つぶれはダメとか言われたりします。白とび、黒つぶれは質感がなくなるので無い方がいいのですが、これを逆に狙って個性的な写真を撮る方法もあります。

要は自由に撮っていいということです。テクニックにあまり重きをおいて「こういう場面ではこうする」とか決めてしまうと面白くありません。
個性豊かな写真を撮りたいものです。

女性の方が感性が豊かというか、目のつけどころが違うというか、面白い写真を撮るように感じます。男性の場合はメカに重きを置きすぎて、「絞りがどうとか、露出がどうとか・・」に目がいきがちに感じます。僕もそのくちですが・・・。

では、どうしたら個性的な写真が撮れるか?僕が被写体に困った時に実践している発想の転換法について書いてみました。実践しているだけで、個性的な写真が撮れているかどうかは別ですが・・・

固定概念から離れる

こうゆう場面では、こうゆう写真を撮るという固定概念を捨てることです。

例えば、桜の写真は、花びらに寄って撮るか、全体を撮るか、そんな写真をだいだいイメージすると思います。確かにそういう写真が多いし自分も毎年変わり映えしない写真を撮っています。そこで、今までとちょっと違う桜をイメージして撮ってみるのです。

下の写真はあえて葉桜を撮ってみました。満開を過ぎてすべて散ってしまった場面でまだがんばって咲いている桜を撮ってみた一枚です。

でも、これは人と違った写真を撮ろうと工夫し、皆さんが無意識にきっとやられていることだと思います。それを敢えて意識して行うと個性的な写真が撮れるのでないかと思います。

これからの季節は紅葉です。紅葉も全体を撮るか、寄って撮るか、落ち葉を撮るか、イメージとしてはそんなところだと思います。そのイメージを壊す写真を撮るいはどうしたらいいかを考えて撮ってみてはどうでしょうか。

写真を撮る制約を設けてみる

もう一つの方法はちょっと面白い方法です。今日は天気もいいけど、遠出はしたくないし、何を撮ろうか困ったな~見たいな場面の時の方法です。

撮影時に自分で約束ごとを設けてそのルールの中で写真を撮ってみるんです。ルールの中で何とか写真を撮ろうとする時に新たな発見が生まれるのがねらいです。

例えば、家の中でしか写真を撮ってはいけないなど。雨で外に写真を撮れない時など使える手です。「何、撮ってるの?」と周りから言われる可能性がありますが・・・。

家の中でしか写真を撮ってはいけないと制約の中で撮った一枚がこれ。

普段はベランダに咲いてるバラを切って、一輪水差しに飾ってあるのを撮った写真。ちょうど、カメラを構えているのは、炊事場でそこで水を飲んでいる時に、正面から撮るのではなくて、こちら側から撮ったらいいじゃないかと思い撮ったものです。ちょっと暗かったのでわざわざ三脚を持ち出して、カミさんがいない時に・・・。

絞り開放で撮ったのでパープルフリンジ出まくりですが、意外と気に入っているのですが、どうでしょう。

ちなみに花びらのところに写っている光ですが、これは何の光かわかりません。撮ったら写っていました。ちょうどスポットライトのように。シャッターを押すまでどんな写真が撮れているかわからないところが光学ファインダーの楽しいところです。

こんな写真も撮ってボケを楽しんでみました。
これも、家の中でしか撮ってはいけないという制約の中で撮った写真。単なるシャツのタグですが、周辺を思いっきりぼかしてみました。ぼかし過ぎ?

他にも、「雲しか撮ってはいけない」「丸いものしか撮ってはいけない」「赤いものしか撮ってはいけない」など、いくらでも出てきます。

そうすると物の見方が必ず違って来ると思います。お試しあれ。

まとめ

1.固定概念から離れる
こうゆう場面では、こうゆう写真を撮るもんだという固定概念のイメージを捨てて撮ってみる。

2.写真を撮る制約を設けてみる
撮影時に自分で約束ごとを設けてそのルールの中で写真を撮ってみる。ルールの中で何とか写真を撮ろうとする時に生まれる新たな発見を見つける。

今日のところはこの辺で。

写旅人でした。

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