PENTAXのレンズ群には、コストパフォーマンスの高い単焦点レンズが多いです。
それで、単焦点レンズをおすすめする記事をあれやこれや書いています。
PENTAXを代表する単焦点のLimitedレンズなどは最高のレンズです。魅力的です。だから超広角から中望遠まで取り揃えています。単焦点レンズだから写りはいいし、小型軽量のレンズが多いので3本ぐらいはカバンに入れて持ち運ぶことにしています。単焦点レンズをすすめることには変わりありません。
ただ、頻繁にレンズを交換できるかというとそれは別問題。立ちながらレンズ交換など問題外。大事なレンズを落とすとも限らないので、僕の場合は、ベンチやテーブルなどレンズを置く平らなところがない限りレンズ交換を控えてしまいます。
または、あえてレンズ交換せずに、「今日はFA31mm Limitedレンズ1本勝負」など限定して使うようにしています。
目次
けれど、ズームレンズもやっぱり便利
そうは言っても、広角レンズ1本勝負で挑んでも、望遠寄りのレンズを持ってくればよかったなどと思うこともしばしば。特に旅行の時などは荷物を少なくしたいので、いくら小型とは言え持っていくレンズは2本ぐらいに抑えるので、どれを持って行くかが悩みの種です。
そんな時、やはりズームレンズが1本あると便利ですね。
けれど、高画質のズームレンズがない
そうは言っても、ズームレンズは単焦点レンズに比べると画質が劣ると言われています。いくら便利と言っても画質に妥協したくないのが本音です。
特にPENTAXの場合、高画質のズームレンズが少ないのが現状です。望遠域はいくつかスターレンズがありますが、標準ズームレンズがない。唯一、DA★16-50mmのスターレンズがありますが、発売時期が2007年で10年前のレンズ。それにどうも癖があるらしい。後継のレンズを出すという噂も聞きません。
そうなるとどうしても、28日に買ったばかりの「HD PENTAX-DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR」というレンズに期待がかかってしまいます。画質はスターレンズに敵わないけど、使い勝手がとってもいいのと極めてシャープに写るそうです。
ズームレンズの中間焦点距離での撮影のススメ
画角を自由に変えられるからと言って突っ立ったままで、ズームリングをクリっと回す使い方はあまりにも安直な写し方。
それとズームレンズの両端の焦点距離に偏りがちです。すなわち、広角側の16mmで撮るか望遠側の85mmで撮るかのどちらかになってしまいがちです。
「ズームの中間の焦点距離をあえて意識して撮る」が大事なんだそうです。中間の焦点距離に合わせて、ズームリングを回さずに単焦点レンズを使うように足でかせいで前に出るか、後ろに下がるかして写します。単焦点レンズを使う時の練習にもなるし、自ら動くことにより写りに変化を見出すことができます。そのうえでズームで微調整すればバッチリです。
また、このレンズは中間域の焦点距離が一番安定していて綺麗な写真が撮れるそうです。僕の場合は、単焦点レンズの使用頻度が多いレンズは、21mmと31mmなのでそのあたりに固定して撮影してみるのがいいのかもしれません。
それから、中間の焦点距離に合わせておくと、スナップ撮影時のとっさのシャッターチャンスにも歪みのない自然な画を素早く撮れます。必要に応じて、広角側、望遠側にズーミングする場合も中間位置を基準に動かすので素早く対応できるという利点があります。
色々知識を詰め込んでも実践あるのみ。休みが待ち遠しいです。伊豆旅行で本格デビューになりそうです。
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