単焦点レンズの魅力については、この記事で書きましたが、実際に僕が最初に買った単焦点レンズについて書きたいと思います。
キットレンズで満足はしていたけれど、レンズ交換しないと一眼の意味がないと思い、PENTAXの単焦点レンズを検討しました。
明るく、できれば予算の範囲内で評判のよいレンズを探したところ、FA35mmF2ALが候補にあがりました。
F値は2.0なので申し分ない。画角も35mmなので使いやすいかな。画像素子がAPS-Cサイズのカメラでは35mmのフルサイズに換算すると1.5倍するので標準レンズと呼ばれる50mmに近くなるし。
目次
PENTAXのレンズの呼び名
このレンズは隠れスターレンズと巷では呼ばれています。PENTAXには「スターレンズ」と「リミッテッドレンズ」とその他のレンズがあります。
スターレンズは優等生レンズ。安心して安定したよい写りが定評。でも、ちょっとお高い。
リミッテッドレンズは、じゃじゃ馬レンズ。時にハッとする素晴らしい写りを見せる時がある。
FA35mmレンズは無印レンズだけど、スターレンズに引けを取らない写りなので、隠れスターレンズと呼ばれているらしいです。
FA35mmレンズの実力
2002年に発売されたフィルムカメラ用のレンズ。古い設計のレンズだけにいつ販売終了になってもおかしくないが、未だに販売されています。フルサイズの一眼レフのK-1が販売されたからかも知れません。
そんな古いレンズですが、隠れスターレンズと言われる実力は本物。ノックアウトされました。
「今まで、使っていたキットレンズは何だったの?」
絞りを開ければボケのある柔らかな写り。絞ればシャープな解像度。
ファインダーを覗けば明るくクッキリ気持ちいい。
外観はプラスチックでチープだけど、軽く、花形フードも付いています。
コンパクトカメラになく一眼レフにある特徴は、ボケだと思っています。その頃は背景をボカした写真ばかりを夢中で撮ってました。
海外旅行のお供としても大活躍。三脚を立てられない夜景スポットでもレンズの明るさが重宝しました。
この単焦点レンズを皮切りに単焦点レンズの魅力に取り付かれてしまいました。
まとめ
FA35mmレンズはスターレンズに引けを取らない優秀なレンズ
設計が古いがフルサイズ一眼レフK-1でも使用できる
明るいレンズなのでよくボケる
PENTAXでは他にも35mm付近のレンズを取りそろえているので併せて検討して欲しい。
FA31mmF1.8AL Limited:PEANTAXユーザあこがれのレンズ。ちょっと高額。
DA35mmF2.8 Macro Limited:マクロなので寄れる。デジタル専用。
DA35mmF2.4AL:FA35mmの焼き直しと言われている。デジタル専用。安くコストパフォーマンス大。
この記事が単焦点レンズ選びのご参考になれば幸いです。
2回購入し、2回手放した唯一のレンズ(追記)
本レンズは今まで使ってきたレンズの中で2回購入して、2回手放した唯一のレンズです。
最初に購入した時は上にも書いてあるけど、最初に一眼レフを購入した時に買った最初の単焦点レンズ。
なぜ、売却したかと言うと、カリカリのレンズが欲しかったから。
このレンズはフイルムように設計されたためか少し柔らかめに写るんですね。そこで、どうしてもカリカリのレンズが欲しくなりDA40mmに買い替えました。このレンズも今はなく、FA43mm Limotedレンズに繋がっていきます。
それから、なぜ、また使ってみたくなったか?
なぜだったかあまり覚えていないが、たぶん、最初に使った時の柔らかい写りが忘れられなくて、買い戻したのと思います。
それと、FA Limitedレンズのように高級でなかったので手軽に使えるレンズが欲しかった。
だけど、また売却します!
売却して購入したのが、同じ35mmレンズだけど、寄れるマクロのDA35mmF2.8 Macro Limited。
だけど、このレンズもフルサイズ機購入と同時に売却して持って今は持っていません。
フルサイズに対応していれば持ち続けていたかもかもしれませんが、クロップしないと使えないので手放しました。
中々の迷走っぷりです。35mmレンズ。
APC-Sカメラを使う機会が長かったので実質は50mm前後のレンズでしたが、今はK-1で使うことになるので、35mmになるし、さらにHDコーティングしてリニューアルされたので目が離せない一品です。
でも、さすがに3度目はないかと思いますが・・・。
レンズの記事のまとめはこちらです。
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