今年最初に撮影に行った場所。そこは中山競馬場。中山競馬場と言えば2017年の有馬記念でキタサンブラッグが有終の美を飾ったところ。
今までは、スナップとか風景写真が主なのでAFモードはAF.Sというシングルモードで撮っていましたが、今回初めてAF.Cというコンティニュアスモードに初挑戦です。
目次
AFモードとは何か?
ペンタックスの場合、AFモードは大きく分けて2つ。
①AF.S(シングルモード):シャッターボタン半押しでピントが合うと、その位置で固定される。
②AF.C(コンティニュアスモード):シャッターボタン半押しの間、被写体に合わせて常にピントを調整する。
※正確にはAF.SとAF.Cをカメラが判断するAF.Aというモードもあります。
普段は①のモードで撮ります。ピントが合わないとシャッターが切れません。
②はスポーツや動物など動いているものを撮る場合のモードです。ピントが合っていなくてもシャッターが切れるのでピンボケ写真を量産する恐れも・・・。
今回のように馬の写真は、②のモードになります。
AF.Cモードを初めて試してみる
昔からペンタックスはAFが遅く、動きものを苦手とするカメラ。最近はやっと他社に追い付いたと聞くけれどどうだろうか?
中山競馬場は内側にダート(砂)、外側が芝となります。すなわち、芝の場合はより近くを馬が走ることになります。
今回持ってきたレンズはDA55-300mmの望遠レンズ。「芝側の焦点距離はどのくらいがいいかな」なんて考えていたら、いきなり馬が近くを走ったので撮ったのが下の写真。
レース前の練習?と言うか慣らしというのか知らないけど、いきなり馬が現れたので撮った写真です。
「馬、走るの速え~」。慣らしで走っているのにこの速さ。見事にピンぼけです。AF.Cにして馬を追いかけて何枚か撮ったけれども、ピントが追従しない感じです。全部だめ写真でした。
因みに、芝よりダートの方が砂煙があがって迫力のある写真が撮れるように感じました。
AF.Cの設定を誤ってました
失敗写真を量産してしまいましたが、色々調べてみたら設定を誤っていました。AFモードをAF.Cにすればいいだけと思ってましたが、設定の基本設定があるようです。
AFエリアをセレクトエリア拡大(S)に設定する
AF.Cモードの場合、被写体の動きにより見失った場合に、周囲のどのくらいの範囲から選択するか選ぶことができます。(L)(M)(S)から選択することができ、Lは周囲の26点から選択、Mは24点、Sは8点から選択します。
AFの追従範囲を狭めて効率を上げるために(S)を選ぶようにします。
AFホールドをオフにします
AFホールドはオフ、弱、中、強から選択できます。ピントが合ってから被写体を見失った場合にすぐにAFを再作動させる「オフ」を選択する必要がありました。高速で動く被写体に適しています。
まとめ
今回、初めてAF.Cモードを使ってみましたが、その他の設定が誤っていたため、失敗しましたが、次回、動くものを撮る時は、また試してみたいと思います。
ところで馬券は買わなかったのか?
競馬はやらないので、馬券の種類とか、予想とかも全く分からなかったのですが、とりあえず、体重が増えていない馬、パドックで毛並みがツヤツヤしている馬、オッズが10倍ぐらいの馬と素人丸出しの基準で買ってみました。
1レースだけ単勝で980円だけですが、当たりました!
5レース中、1,500円の出費で980円の払い戻しなので結果負けですが、結構楽しめました。
写真も楽しめ、競馬も楽しめて、写真を通じて違った分野への楽しみが増えるのも写真のいいところです。だって、馬の写真を撮ろうと思わななければ、競馬をすることもなかったハズですから。