写真クラブの先生にこの間撮った写真を添削していただきました。果たして自分が撮った写真はいかに?
所属している写真クラブは特にテーマはなく、時間の関係で添削していただく写真は3~4枚、自分の気に入った写真を2L判にプリントして提出します。
目次
1枚目:世界遺産 五箇山の合掌造りの写真
これがオリジナル写真。天気が悪くどんよりとした写真だったので、少し明るくして、白黒写真にしようかと思いましたが、色を残すことにしました。
この写真がトリミングしていただいた写真。左右と上をカットしました。下はこれ以上カットできないので仕方ありません。
因みに撮った時の状況を言うと下には柵があり、ギリギリ柵が写らないようにしたのでしょうがない。
上をカットしたのは、枝の存在感がありすぎる。目につくからとのこと。
左右をカットしたのは、合掌造りがずっと続いていることを想像させるためにカット。特に左側は、オリジナル写真では、合掌造りが途切れてしまっているのが明らか。合奏造りは実際は2棟しかありませんが、途中でカットすることにより、もっとたくさん建っているように思わせることができるとのこと。
確かに、五箇山は白川郷と違ってこじんまりとしており、それほど合掌造りが建っているわけではありません。でも、トリミングすることにより密集しているように見えます。
2枚目:地元の手賀沼の写真
オリジナル写真。沼に架かっている橋の上から超広角レンズで撮りました。
ほとんどトリミングされませんでした。右側をちょこっとだけ。枝のようなものが目につくのでカット。
ほとんどカットされなかったのでいい写真かというと決してそういうわけではありません。「欲張りすぎで難しい写真」とのことです。ボートあり、湖面があり、空があり・・・。何を撮りたいかわからないと言っておられました。
空が写り込んだ湖面を撮りたかったけど、それだけではつまらないのでボートがアクセントになっていいかなと思ったんだけど・・・。
「写真は引き算」、広角写真は難しいね。色々写り込んじゃうし・・・。この写真はトリミングのしようがないということでしょう。
3枚目:霞ケ浦の観光帆引き船
この写真はトリミングされませんでした。一つだけ注意されたのは、写真が暗いとのこと。そこで明るく処理したのが上の写真。
50-300mmの望遠レンズで撮ったけど、結構、近くに寄るのでワイド端の50mmでも全景が入らない写真となってしまいました。
帆が全部入り込んでいないけど、これでいいのか質問したところ「これでいい」とのこと。結果的に不可効力でしたが、上を途中で切ることにより、高さが表現されているらしいです。
1枚目の五箇山の写真の左側をカットしたのと同じ理屈かも知れません。
「写真って、奥が深い!」