誰も知らないと思われるペンタックスの隠された謎

新型コロナウィルスの感染拡大により楽しみにしていたCP+2020が中止となりガッカリ。

でも一番がっくりきているのは各メーカーだろう。オリンピック前に新製品を売り込むための一大イベントを失ったのだから。
そのオリンピックも何だか怪しい雲行きになってきました。

本当ならばCP+2020で各社が展示するはずの新製品がぞくぞく。

オリンパスはEM-1 markⅢ。
富士フイルムはX-T4。
ニコンは一眼レフのD780。
ペンタックスはやっとDFA70-210mmF4のフルサイズ望遠ズーム。
キヤノンはEOS R5を発表。
そこで、ツラツラとネットを見ていたら、フルサイズミラーレスはゴミが入りやすいの記事がデメリットとして書かれていました。

当然ミラーがないので大きなイメージセンサーがむき出しなので当たり前のこと。
そんな中でキヤノンがレンズを交換する時にゴミの侵入を減らすためにイメージセンサーにシャッター幕をおろす機能を搭載しました。

これは・・・!?

スポンサーリンク

ペンタックスの隠れた謎 その1

カメラ

ペンタックスユーザーでもひょっとしたら知っている人は少ないかもしれません。
イメージセンサーにシャッター幕を下ろす機能はK-01というミラーレスカメラに昔、搭載されていたことを・・。

K-01というカメラはあまりにも斬新なデザインが受けいられずに短命で終わったカメラ。

他社は絶対に真似できないペンタックスの変わった魅力!
他社には絶対真似できないペンタックスの魅力について書きたいと思います。 魅力と言ってもちょっと変わった魅力です。 カメラメーカー各社ともここぞという魅力がある 数あるカメラメーカーですが、各社とも「ここに力を入れている」というコンセプトが...

最初はシャッター幕だと思わず故障かと思ってました。だって、ペンタックスが一言も公言しないので、ひょっとするとゴミ侵入を防ぐためではなく必然とシャッター幕で覆うことになってしまったのかもしれません。

これは、イメージセンサー丸出しの図。APS-Cなので大きさは小さいです。

これで電源をOFFにすると・・・

ほらね、シャッター幕?でイメージセンサーが覆われるでしょ。

ペンタックスは何も言わないけれど、僕的は「これはいい」と思ったので、ガンガンとレンズ交換したけど、ゴミが侵入したことはあまりなかったと思います。

このアイデアを今ではキヤノンのミラーレスのEOS Rにとられちゃった。
ペンタックス使いでもこのK-01を使ってる人は少ないので「こんなのがあったんだ」と知っている人は、たぶん少ないと思います。

ペンタックスの隠れた謎 その2

同じく、PENTAX K-01からもうひとつの隠れた謎。

K-01は見た目はおもちゃみたいなデザインだけど、実は写りは本格派。画像がいいといううわさが・・・
実は僕がこのカメラを買ったのはデザインでもミラーレスだったからでもなくこの画質。
当時ヒットしたK-5より画質がいいとも言われていました。

そのため、今でも手放さずに持っています。
ミラーレスとしては当時では大きい部類だったけど、それでも一眼レフに比べれば小さいので今でも旅行先でペンタの絵づくりを楽しみたい時は持ち出しています。

では、なぜ画質がいいのか?

ペンタックスは公では言っていないのですが、うわさではローパスフィルターを1枚しか使っていないというのです。
通常、ローパスフィルターは2枚でワンセット。それに波長板が加わって3枚構成になっているが1枚に減らしているので解像度が高いというのである。

今でこそこのローパスフィルターレスの機種は多く出ていたけど、当時はまだなかったと思います。
その後、ペンタックスからもK-5Ⅱsというローパスフィルターレスのモデルを正式に販売しているけど、K-01はそのための実験だったのかもしれません。

なぜ、ペンタックスはそれを言わないのか?言っても損はないのに。不思議な会社です。

ペンタックスの謎でした。

タイトルとURLをコピーしました