レンズにカビを生えさせない!防湿庫を買って感じた4つの満足!

防湿庫なんて要らない。ドライボックスで十分とず~と思っていましたが、あることがキッカケとなり防湿庫を購入しました。

購入して感じた4つの満足と購入にあたって一番悩んだことを書きます。

ドライボックスを使い続けていたけど、やめた理由はこれ↓

レンズにカビを生えさせない!ドライボックスを使い続けた3つの理由と4つのやめた理由
レンズにとってカビは大敵。写真を撮ってカメラバックにそのまま入れっぱなしにするのはもってのほか。あっという間にレンズにカビが生えてしまいます。 カビが生えないようにドライボックスを使用していましたが、あることをキッカケに防湿庫を購入しよう...

目次

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防湿庫には2種類の除湿方式があります

防湿庫には「乾燥剤方式」と「ペルチェ方式」の2種類の除湿方式があります。

メーカーは有名どころとしては、「トーリハン」「東洋リビング」みたいですが、IDEXというメーカーのものにしました。理由は「トーリハン」「東洋リビング」と比べて少し価格が安めだったから。

乾燥材方式

トーリハンと東洋リビングが採用している方式。
防湿庫内の湿気は特殊乾燥剤に吸湿され、自動的に庫外へ蒸気として排出する方式です。特長としては耐久性にすぐれており、半永久的に使えるらしい。

ペルチェ方式

今回、購入したIDEX社が採用している方式です。

湿気を冷却板に結露させ、放熱板により蒸発させて素早く除湿する方式です。特長はすばやく湿度を下げるところです。耐久年数は設計段階では10年を目安としているそうです。

トーリハンと東洋リビングが半永久的に耐久性があるのに対して10年。これが安い理由でしょうか。10年を短いと感じるか、十分と感じるか、個人差があると思いますが、僕には十分です。
10年後なんて何が起こるか分からない。写真やめてるかもしれないし、逆にすごいカメラを買って防湿庫に入らず、買い替えないといけないかもしれないしね。

それよりも精神衛生上、すばやく湿度を下げるところに魅力を感じてこの製品に決めました。

防湿庫を購入して4つの良かったこと

絶対の安心感

何と言ってもこれにつきます。この中に入れている限りカビが生える気が全くしません。
ただ、気をつけなければならないのは、たとえ密閉された防湿庫とはいえ、空気中にカビが存在し、カメラ、レンズを出し入れする以上、防湿庫へのカビの侵入を100%抑えることは不可能です。

カビが発芽しない環境を整えることが重要です。カビが生育する最低ラインである湿度60%以下にすることが必要であり、IDEX社のD-Strageという商品はデフォルトで湿度40%に設定されています。

IDEX社のD-Strageには右上に防湿庫内の湿度がデジタル表示されます。

これが、ものすごい安心感をあたえてくれます。

「カメラとレンズをしっかり守ってるぞー」って感じです。
ドライボックスを使っていた時は、湿度計がついていませんでしたので、「たぶん、大丈夫だろう」だったけど、安心が見えるというのは防湿庫を購入して一番良かった点です。

さらに、驚いたことは、防湿庫を開けてカメラやレンズを取り出すと、すぐに湿度が上昇します。下の画像は60%まで上昇した時のもの。

それだけ、防湿庫の外は危険な状況にあるということです。でも、この商品はドアを閉めればすぐに設定湿度まで下がるので安心です。

あまり神経質になることはないと思いますが、カメラ、レンズを使用した後は、しっかりと手入れして、カビを取り除き、防湿庫に保管すれば大丈夫でしょう。

カメラとレンズの取り出しが楽ちん

ドライボックスを使っている時は、3つのケースに分けて入れていました。カメラはどのケースに入れるか決めていましたが、レンズは色々使うので、どのケースに入れたかわからなくなる場合が・・・。
結局、全部開けて「あった!」なったりするのですが、それが結構イラッとしたりします。何回も開けたりするとカビ混入の機会を与えるので、それも良くない。
その点、防湿庫にしたおかげで1トレイにすべてのレンズが載っかるので一目瞭然で分かるようになりました。

カメラを眺めているだけで楽しくなる

「防湿庫なんて、カメラコレクターみたいでマニアックでイヤだ」と思っていましたが、私が間違っておりました。
思い込みと使ってみるとでは大違い。ガラス越しにカメラを陳列すると格好いいです。眺めてニヤニヤしています。
「そこがマニアック何だ!」と思われるかもしれませんが、誰かに見せるわけでもなく、迷惑かけているわけでもないので、これでモチベーションが上がり、カメラを持ち出す機会が増えれば御の字です。

ランニングコストが良い

ドライボックスにカビストッパーを入れて、使い続けた場合の1年あたりのランニングコストを比較してみました。

カビストッパーが4袋入りで380円。1袋=380円/4=95円。
3つのドライボックスに1袋入れるとして、3カ月で交換すると仮定すると、
95円×3個×12/3カ月=1,140円/年

一方、防湿庫は電気代だけなので、HPに記載されている1日約1.74円を根拠に算出すると635円/年。安い!

本当はイニシャルコストがかかっているので、あまり意味のない計算なんですが、防湿庫は1年中、稼働しっぱなしで、電気代が相当かかるだろうという思い込みに対する答えとしては、嬉しい結果でした。

防湿庫の購入で一番悩んだこと

防湿庫を購入することはすぐ決定。メーカーもIDEX社でこれもすぐ決定。

悩んだのは、その大きさ。すなわち入れられる容量。

我が家は狭い。ドライボックスを使い続けた理由は、その保管スペースで、3つに分散して空いたスペースにおけるのが最大の理由でした。その反面、取り出すのが面倒でしたが・・・

置く場所は何とか確保したけど、悩んだのは、容量が60L(カメラ本体収納目安:12~16台)と100L(同目安:20~25台)のどちらにするか?

容量的には60Lで収まる。
値段も当然こっちの方が安い。
背が低いため狭い部屋での存在感が薄まる。

ということで、普通に考えたら60L何ですが、ネットでの意見は断然「容量の大きい方を買え!」が圧倒的でした。

今後、カメラやレンズが増えることを見越して皆さん、そのような意見何でしょうが、「これ以上、カメラやレンズ増やしてもね~」という思いもあり激しく悩みました。

結果、どうしたか?

100Lの大きい方にしました!

60Lも100Lも置く面積は同じなので、上に伸びるだけ。小さい60Lを購入しても結局、上に何かものを置いちゃうだろうということで100Lしました。

ただ、届いた時の感想は、「やっぱり、でかい!」でした。ですが、慣れました。

60Lだと計算上は十分ですが、取り出す時のスペースを考えると一杯だったかもしれません。
100Lは全部で4段ありますが、4段の内、1段目にレンズ全部、2段目にカメラ4台、3段目と4断面は空けても勿体ないので、バッテリー、バッテリーグリップ、フィルター、ビデオカメラ、THETA、ポメラ、ハードディスク、携帯ゲーム機など入れちゃってます。

メーカーのHPでは、光学機器以外に時計、写真、切手、乾燥食品、お茶、薬なんかも薦めていますね。

まとめ

大切なカメラやレンズにカビを生やさないためには、防湿庫がおすすめ。購入に際して、僕が思ったことは以下です。

湿度が表示されるので安心感が違います。カメラやレンズの取り出しが楽になります。ショーウィンドウみたいで見た目が楽しいです。電気代も意外と安い。

最後に「容量で迷った時は、迷わず大きい方を買え!」でした。

レンズの記事のまとめはこちらです。
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