かつて「モッタイナイ」という言葉が流行りましたが、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、プリンタなど故障したら修理に出さずに買い替えていませんか?
僕も大体買い替えてます。
・修理代金が新品買うのとあまり変わらない
・新製品の方が機能が多彩で省エネ
・寿命だろうから、修理してもまたどこか壊れる
・修理が面倒くさい。見積りだけでも費用がかかる
理由は様々です。では、もし、お気に入りのカメラが故障したら買い替えますか?修理に出しますか?
まあ、壊れた時期にもよるだろうし、修理費用にもよるでしょう。
目次
僕は過去に2回、カメラとレンズを修理に出しています
1回目は、PENTAX k-mというカメラ。当時はAPS-Cクラスで世界最小の一眼レフと言われた小っちゃなカメラでした。
しゃがんで花を撮ろうとした時に手をすべらせてポロリと排水溝の鉄の蓋の上に落下。
ちゃんとストラップを首にかけていましたが、しゃがんでいたのでストラップが役にたたず、落差30cmぐらいでしたが、結構大きな音がしました。
「やってしもうた~」と思いましたが、見た目はどこも壊れた様子もなく正常に動作していました。ただ、精密機械なのでカメラとレンズを念のため、フォーラムに持込み点検してもらうことに・・。
結果はレンズは無事、ただしカメラはご入院となりました。全治10日。後ピンかつ露出がアンダーになる不具合でした。調整、清掃、点検をし、部品代もかかっていたので何か交換したようでした。
2回目は、DA21mmのレンズ。レンズ2本とカメラを点検に出し、気になっていた方のレンズは正常、カメラも正常。念のために出したレンズがまさかの前ピンでした。全く気付きませんでした。
詳しくは、この記事で書いています。
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今回、お気に入りのLUMIX GM1が壊れました(^_^;)
1回目は自分の不注意。2回目は調整。今回は初の経年劣化による故障。精密機械はいつか壊れるもの。この際、「新しいカメラに買い替えろ」と心の中の悪魔がささやきます。
この間、15mmのパナライカを買ったばかりだし、まだ殆ど使っていないので、買うとしたら、同じマウントのマイクロフォーサーズだな、神レンズと言われるLUMIX 20mmのパンケーキレンズも手放したくないし・・
オリンパスかな。でも、オリンパスはブルーの発色があまり好きでない。
パナにするなら、GM1と写りは同じ傾向と思われるGX7mkⅢにしようか。
GX7mkⅢは手ぶれ補正付き、ファインダー付き、画素数アップだけどまだ値段が高い・・・。
一度、気になると止まらなくなります。会社からの帰り道の沿線にビックカメラ、ヨドバシカメラがあるのも問題です。
気に入ったカメラは絶対に手放すな!
ここで、過去の反省から来るある教訓が蘇ります。
「気に入ったカメラは絶対に手放すな!」
僕は過去にすごく気に入っていたカメラを手放してしまい、すごく後悔した苦い経験をしています。
昔、LUMIX GF1と20mmのパンケーキレンズの組み合わせが凄く気に入っていて、LUMIX 14mmのレンズを買い足そうと思った時がありました。後継のLUMIX GF2のカメラと14mmのレンズのセット価格がレンズ単体で買うのと殆ど変わらない価格設定になっていたのがことの始まり。
すなわち、「カメラがただでバージョンアップできる」「写りも変わらないだろう」と特にGF1に不満はなかったけれどもGF2に買い替えてしまいました。
画像処理エンジンが変更されており、好みの色合いでなかったのだと思います。何だか写しても楽しくない。ワクワクしない。LUMIXのカメラを次から次への買い替えます。まさに迷走。
LUMIX GF2→G3→GF3。ここで、LUMIXに見切りをつけてマウントが同じオリンパスに移行。オリンパスのE-PM2は結構好きでしばらく使っていました。
しばらくして、E-PM2より小さく、いつでも持ち歩けるカメラが欲しくなり、ふっとLUMIX GM1が目に留まり、これは小さい。「LUMIXには懲りていたので大丈夫かな」と思いましたが、安かったので購入したところ、以前のGF1に似た絵作りが気に入ってしまいました。
今はGM1に全くの不満はなく、ファインダーもなく、手ぶれ補正もないけれども、大した問題ではありません。むしろ、あの小ささは何にも代え難く、かばんにすっと入れて持ち歩けるところがいいです。
僕はコンデジは使わない主義で、依然 リコーGRを持っていたことがあるけど、ゴミが混入しやすく、混入したら修理代が高額と聞いてしまったら、精神衛生上に非常によろしくない。
(追記)2018.10.30
GM1は小さいカメラだけどレンズがどうしても邪魔するので会社の鞄に入らない。そこで、実はコンデジを購入しました。初ソニーのRX100。でも、GM1も使います。
GM1ほど小さいミラーレス一眼はないし、GM1が使えなくなったら困ります。もう販売されてないし・・
そこで修理に出すことにしました
壊れたのは、このダイヤル部分。
カメラが小さいので操作するためのボタン類が極端に少ないです。なので、このダイヤルに色々な操作が集約されています。真ん中のボタンや十字キー、ダイヤルをグリグリ回す・・
働きもののこのダイヤルに負荷がかかったのでしょう。ダイヤルをちょっと触っただけで誤動作するようになってしまいました。
購入したのが2014年なので4年間の使用。ひょっとするとカメラの寿命かもしれませんが、問題は修理費用です。
パナには修理診断ナビというのがあって概算費用を出すことができます。かなりざっくりとは思いますが、出てきた修理費用は、10,000円~29,000円。
「微妙な価格だ!」15,000円までぐらいなら何とかOKだが、29,000円は高すぎる。元々のカメラの購入価格を考えるとちょっと考えてしまう価格です。
まあでも、実際に見てもらって見積りをもらわないと何とも言えないなと。高かったら取りやめて、そん時は諦めて新しいカメラを買うしかない。
パナソニックの修理センターの対応は素早かった
PENTAXの場合は、新宿のフォーラムに持込み実際に症状を話して対応してもらうところですが、パナは初めてなのでよくわからない。秋葉原に即日修理する工房があるようだが、残念ながらコンパクトデジコンでないとダメらしい。
どうも宅配で送り届けるみたいです。まずはWEBで修理の申し込みをします。型番や症状を記入するとすぐに確認メールが届き、手順に従い手続きをします。
その後、自分で梱包して宅配業者に依頼してカメラを修理センターに送ります。着払いではなく、元払いなので気をつけましょう。
修理センターに届くと修理金額がメールで送られてくるので、OKなら修理着手、NGならカメラが返却されます。ここでNGにしても診断料1,000円と送料をちゃっかり取られます。
OKなら修理が完了するまた宅配業者が送り届けてくれて、修理代と送料を宅配業者に渡すというしくみになっています。
当然、1年間の保証期間中なら無料です。
ちょっと面倒くさいけど、この方法しかないので仕方ありません。いつ修理完了するのやら。ですが、意外と言うか、めちゃ早かったです。
宅配業者に依頼してカメラを送ったのが、土曜の午後。翌日曜日に届くとのこと。日曜日の昼には到着の連絡が入り、1時間後には見積りの連絡がありました。
部品代3,800円、技術料3,800円。送料と消費税込みで8,140円でした。
当初、予想した金額より安くあがったので、即OKで修理着手。月曜日には修理完了し、夕方には発送。火曜日は仕事で受け取れませんでしたが、朝には配達に来たようでした。
土曜日の午後に発送して、火曜日には到着。土日も対応しているとは思いませんでした。めちゃ早いです。修理が簡単だったのかもしれませんが・・
肝心の修理の内容は・・・
点検内容は、「リアオペレーション交換他各部点検実施致しました」とありました。何だか分からないけど、部品交換して他の点検もしてくれたようです。実際試してみたらしっかりと直っていました。
これからもしばらく使えそうです。パナはこれほど小さな一眼は、もう作らないみたいだし、大事に使いたいです。
シャッターまわりの電源スイッチもぽろっとよく取れるようなので、取れないことを祈りつつ、いつでもどこでも持ち歩きたいと思います。