レタッチでつまらない写真がよみがえる!かすみの除去を使ってみた。

昨年の秋に行った十和田湖の写真。時期的には紅葉バッチリでしたが、あいにくの雨模様。
いかにもどんよりとした写真です。
時たま青空が垣間見えたのでここまで暗くなかったハズ。レタッチで蘇らせようと思います。

レタッチソフトはLightroom6。
書籍を参考に自己流なので、たぶん間違った使い方満載だと思いますが、「こんな写真がこんなになったよ」というのを紹介したいと思います。

参考書には「こういう場合はこうしましょう」って書かれているけど、写真は色々なのでとりあえずつまみ食いしながら修正しました。

だけど、気をつけることは2つ。
①どのように修正するか、イメージを持つこと
②やりすぎないこと

目次

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まず完成イメージを持つ

・全体的に明るくする
・空のグラデーションを強調し雲の表情を出す
・空と湖に青味を出して寒さを強調する
・船が主役なのでニュートラルな色に整える
・周辺光量を落として画面を引き締める

イメージとしてはこんな感じでしょうか。

全体的に明るくする

【基本補正】の「自動補正」をクリックするだけ。
写真に応じて適切な明るさにしてくれる優れもの。
これだけだと手前の芝生の部分が暗いのでシャドーで調整しました。

かすみの除去を使ってボリューム感を出す

かすみの除去は、その名のとおり霧などで霞んでいる場合にしゃっきっとさせるものですが、同時にコントラストや彩度も上がるので結構多用しています。
雲のあたりのボリューム感が強調されたのではないでしょうか?

Lightroom6には「かすみの除去」の機能がないので、プラグインで設定して同機能のDehazeControlというコマンドで修正します。

段階フィルターで空と湖の青味を出す

空と湖に段階フィルターを設定して少し青味をのっけて寒々しさを出したつもり。
この方法でいいのか分かりません。もっと簡単な方法があるのかもしれません。

円形フィルターで船の部分をより白く

段階フィルターと同じ部分補正として、船の部分のみを円形フィルターで修正。
若干ハイライトを上げて明るくして、彩度も少し上げてみました。

周辺光量を落として画面を引き締める

周辺光量ってレンズによっては発生するので、除去する場合は多いですが、今回は逆に周辺光量を増して画面を引き締めてみました。

補正前 補正後

補正前

補正後

補正前と補正後の比較写真です。
元の写真がひどすぎたのでやりすぎ感があるけど、本当はこんな感じだったと思います。

別の写真での補正前、補正後

補正前

補正後

写真って面白い。

おしまい。

Lightroomの部屋(まとめ記事)はこちらです。
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