結構盛り上がったサンバカーニバル!失敗写真続出の理由

浅草のサンバカーニバルは終わってしまったが、秋の気配漂うこの時期、我孫子の湖北台というところでサンバカーニバルが開催される。

浅草サンバカーニバルの写真が混雑で撮れない時どうする?
浅草サンバカーニバルは、浅草で行われるサンバパレードとコンテストが行われる国内最大級のサンバカーニバルです。 アマチュア写真家としてはどうしても撮って見たい被写体の一つ。でも、混雑で写真が撮れない時どうしますか? 浅草サンバカーニバルって...

湖北台なので「ほくほくサンバ」というが、今年で15回目。我孫子の催し物としては成功しているイベントではなかろうか。

前回に引き続き撮影するのは、2回目なので撮影場所とかは心得ている。
道路の片側を封鎖することになるが、パレードが通る側の歩道は、浅草ほどではないが、混んでいるので反対側から望遠レンズHD DA55-300mmで狙って撮影することになるだろう。

300mmあれば十分だ。AFは爆速なので激しい動きでもキッチリと捕らえることができると思う。
今回は、望遠レンズの他に歩道側で間近に寄ってきたところを広角レンズで撮ってみようかと思う。

レンズを交換するのは面倒なので、メインのPENTAX KPには望遠レンズ、サブカメラとしてLUMIX GM1には15mmのレンズを用意するつもりであったが、何を思ったか、久々にPENTAX K200Dを持ち出してみようと思った。

DA15mmのレンズを装着してPENTAX2台体制で挑むことにした。

久々にK200Dを使用して昔の楽しさを思い出すか、はたまた、KPの技術の進歩を再認識するか、楽しみである。

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PENTAX K200Dはこんなカメラ

今回、久しぶりに持ち出したPENTAX K200Dというカメラ、かなり古いです。2008年2月なので10年前のカメラになります。

こんな古いカメラをいまだに持っていて、たまに使ってみたくなる理由は、イメージセンサーがCCDだからです。CCDはきめ細かくハッキリと写るので好みで、K200Dは空の青さに独特の深みがあり「晴天番長」と呼ばれたりしたカメラでした。

今はほとんどがCMOSのイメージセンサーにとってかわり、手に入らないので、いまだに持ち続けている理由です。

今日のサンバパレードも青空を撮りたくてこのカメラを持ち出したのですが、あいにくの曇り空でした。

とは言ってもやはり10年前のカメラです。しょぼいところは色々。
画素数は1,020万画素、感度はISO800ぐらいが限界、ファインダーは100%でないし、シャッター音はキャサーンといった感じ・・・

こんなカメラですが、イメージセンサーがCCDであること以外にもう一つ良かったのが、電源が乾電池だったこと。ちょうどその頃、エネループという充電式の乾電池が発売され、「1000回充電できる」がキャッチフレーズでした。通常のリチウムイオンバッテリーより安価だし、急な充電切れでもコンビニに飛び込めば、アルカリ乾電池は売っているし、チョー便利でした。

ただ、電圧が弱いためか、動作が安定しないなどあり、乾電池とリチウムイオンバッテリーの併用できるモデルを最後に乾電池式は姿を消しました。

できれば、CCDセンサーと乾電池式を復活して欲しいです。無理だろうけど。

これは、PENTAX K200Dで撮った写真です。撮ってる時は液晶の解像度がしょぼいため、ちゃんと撮れているか分からなかったですが、それなりに撮れていました。

一方、PENTAX KPで最新の望遠レンズで撮った結果

PENTAX K200Dを使った後にPENTAX KPを使うと全然違います。当たり前ですけど・・。10年の歳月は大きいです。

特に10年前は、まだカメラとして完成されていませんから、進歩の伸びしろも大きく、色々なところが改良され、機能アップされてきました。これからの10年後は、そうはいかなでしょうね。成熟期に入った感があります。

今回、PENTAX KPには、HD DA55-300mmの望遠ズームレンズを装着してダンサーの早い動きを狙います。

PENTAXのカメラのピント性能は、昔から難があり、スポーツなどの動きものには向かないと言われてきました。最近やっと他社に追いついたみたいです。特にこの望遠レンズはAFが爆速のようなので期待が持てます。

実際に使ってみると、ピントの食いつきが違います。この性能を活かして動きのある、迫力の写真を撮りたいと思いましたが、結果は如何に・・・

うまく撮れません!

ダンサーが激しく動きすぎです。まあ、大人しいサンバなんていないと思いますが・・。
巷の書籍には、「動きものは、スポーツ写真を撮るように撮れ」と書かれていましたが、そもそもスポーツ写真は撮らないし・・・

で、試したのが次の2つ。

①連写で撮る
「連写で撮り続ければ、どれか当たるだろう」と機関銃のように撮りまくりました。結果はピンボケ写真を量産しただけでした。

②AFモードをAF.Cに設定する
動きものを撮る撮る時は、AF.Cに設定し、被写体の動きに合わせて常にピントを調整するように設定して撮ってみました。こちらも結果はピントが動きに追従しませんでした。

何だか同じようなミスを以前もどこかでしたような・・・。今年初めの中山競馬場で同じミスしてました。「AFエリアをセレクトエリア拡大(S)」に設定し、「AFホールドをオフ」にするのを忘れていました。

競馬場での写真撮影!AF.C設定で動く馬を撮る
今年最初に撮影に行った場所。そこは中山競馬場。中山競馬場と言えば2017年の有馬記念でキタサンブラッグが有終の美を飾ったところ。 今までは、スナップとか風景写真が主なのでAFモードはAF.Sというシングルモードで撮っていましたが、今回初め...

全く進歩していません。仕方がないので、AF.Sモードに戻し、ダンサーがポーズを撮って動きを止める一瞬を狙って撮ることにしました。

それが、最初と2枚目の写真になります。

結構、トホホでしたが、結構楽しめました。

写旅人
昔のカメラのいいところを再認識したね。
Noko
10年の技術の進歩はすごいね。でも、機能を使いこなさないとダメダメ。
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