CP+ 2017の会場前より
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やっぱりキヤノンは凄か!
CP+2018の各社の出展概要を見ていたらキヤノンのブースが凄い!写真家を総勢50名以上呼んでセミナーを開くという大イベント。ライトステージとレフトステージの2つのステージを用意するようです。
50名という数が凄いです。リーディングカンパニーとしてソフト路線に舵を切るのでしょうか?
カメラ業界でもないズブの素人の私ですら、カメラというハードは、そろそろ成熟期を迎えようとしているのではないかと思えてしまいます。
これ以上画素数を増やしても仕方がないし、各社ともフルサイズ機は作っちゃったし・・・。次期商品の目玉はフルサイズのミラーレスぐらいしか思い浮かばないです。
きれいな写真と上手な写真
フルサイズのミラーレスが無くても、今では十分綺麗な写真は誰でも撮れる時代になってしまいました。
でも、きれいな写真が撮れるのと上手い写真が撮れるのとでは違うと思うのです。多少のテクニックは必要でしょうが、シャッターを押せば綺麗な写真は撮れますが、上手い写真は、経験とかセンスとか感性とかが必要なんじゃないかと思っちゃったりします。
ひょっとするとキヤノンは、そういったソフト面に力を入れてアマチュア写真家を増やして、キヤノンのカメラを買ってもらう路線に切り替えようとしているのでしょうか?
(注)キャノンのことを凄いと書いてこの記事をアップしようとしたら、ニコンも同じような企画をしているじゃありませんか。ブラックステージとイエローステージの2つのステージを用意して、キヤノンと全く瓜二つのイベント。
プロの写真家も大変な時代が来る?
そうなると、プロの写真家も、うかうかとしてられないじゃないかと・・・。今まではアマチュアには撮れないプロの写真を撮っていればよかったけど、だれでも綺麗な写真を撮れるようになると、セミナーとか写真教室の講師とかに力を入れていかないと飯を食っていけなくなってしまうのでは?
2~3年前のCP+のあるセミナーで写真家が講演を行った時、我々プロのカメラマンは写真は上手いけど、このような場所で話す機会は滅多にないので、うまく説明できるかわからないと言っていました。
これからのプロのカメラマンは人に教えるスキルも必要になるのではないかと思うのです。
写真教室などがもっと増えればうれしい!
これからの高齢化社会。写真を趣味とするシニアにとって写真を教えてくれる人が増えるのは大歓迎!今の写真教室は高すぎると思います。もっと安ければ入会する人も大勢いるだろう。もっと手軽に教室に通えて、さらに、写真を撮る場の提供、すなわち写真撮影ツアーも安く開催してもらえれば需要はあると思うのだけど・・・。
無理だろうか?ズブの素人がちょっとホザいてみました。