ピークデザイン製のストラップのたった一つの問題点!三脚が使えない。

ピークデザイン製のストラップはアンカーというものを付けておけば簡単にストラップの脱着ができる素晴らしく使い勝手のいいストラップです。

ピークデザイン製のストラップが素晴らしい!一瞬でストラップを付け替えられる!
カメラのストラップはカメラを購入した時に付属でついていますが、使ったことがありません。 理由は2つ。 ①付属のものは首からぶら下げるのが多く短い。 ②メーカー名がダサい。 上の写真だと上の細いのがPENTAX K01用、下がPENTAX ...

ただ、一つだけ問題点が・・・、写真を交えながら説明しましょう。

ピークデザインのストラップを購入した時の付属品は、アンカー4つとアンカーマウントです。

アンカーとは写真に写っている紐が付いた赤い丸のプラスチック製のもの。
アンカープレートはカメラの底面にアンカーを取り付けるためのプレートです。

PENTAX K-01の三脚ネジにアンカープレートを装着してアンカーを取り付けた写真。

三脚ネジを使用するので、当たり前ですが、外さないと三脚を装着することができません。
ただ、三脚を使うたびに外すのは大変!
アンカープレートは外れてしまったらカメラごと落下し大変なことになるので、六角レンジで締め付けるため、そう簡単に外すことはできません。

解決策は3つ!

①底面にアンカーを付けるのを諦める
②三脚を使うのを諦める
③別なプレートを装着する。

小さいカメラは、それほど重くないし、どちらかというとハンドストラップになるので、①案を採用して底面にアンカーを付けるのをやめました。

PENTAX K-01には、②案を採用して三脚を使うのを諦めて、写真のようにアンカープレートを常時装着することにしました。

問題はPENTAX K-1。フルサイズで長いレンズもあるので、レンズが邪魔にならないように底面にアンカープレートを付けてレンズが縦になるようにストラップを付けたい。三脚も使いたい。

ということで③案を採用することにしました。

そこで購入したのがこれ。「アルカスイス互換のピークデザイン スタンダードプレート」。

アルカスイスとは雲台を作っている会社で、この互換プレートを付ければ、アルカスイスの雲台の三脚に取り付けられるし、アンカーも底面に付けられる。

カメラの底面の三脚用のネジにセットするのは付属のプレート同じです。

 

外れないように付属の六角レンジでしっかりと留めます。

アンカーはプレートの4隅の穴に通しますが、どの個所に付けるかがとっても大事。

カメラの重量によってネジを緩めることがないように重量でネジが締まるような位置に結びましょう。
写真の例だと、赤線の方向に重量がかかるので、青線のように締める方向に力がかかるので大丈夫。

これで、アルカスイス互換の雲台を付ければ「めでたし、めでたし」となるところですが、あいにく、僕はアルカスイス互換の雲台を持っていません。

こんな雲台を使っています。「アーキストリアルユニバーサルボールヘッドBH-1000」

三脚ネタ!たかが雲台、されど雲台。高価な雲台と安価な雲台の違いは何だ?
先日、高級な雲台を譲っていただいた記事を書きました。そこで、高価な雲台と安価な雲台とどこが違うのだろうか?と考えてみました。

そのため、雲台との間にもう一つ部品を取り付ける必要があります。

これがその部品の表面。アルカスイス互換のため、カメラに装着したプレートがぴったりと合致します。
右側のネジでしめつけます。

こちらが裏面。このネジ穴に三脚のネジを取り付けます。

この部品を取り付けているところ。セットして右のネジを締めればいいので難しいことはありません。
ただ、注意しないといけないのが1点。ストッパーが付いていないのでずり落ちる危険があります。
固定するまでは、カメラをどこかに置いて行いましょう。

プレートとの隙間がないようネジで万力のようにギリギリと締め付けます。ずれが無いよう正しくセットし、強く締め付ければびくともしません。

これが取り付けた写真。アンカーもあるので、ストラップを装着できるし、ネジ穴もあるので三脚も付けられ、解決です。

三脚を事前に付けることが分かっている場合は、このままで持ち歩くようにしています。

三脚にカメラを装着した図。
三脚を使う時は何かとストラップが邪魔になるもの。このようにピークデザインのストラップの場合は、簡単に外すことができるので大満足です。

おしまい。

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