新型コロナウィルスのために外出自粛なので過去写真を整理しつつ欲しかった望遠ズームレンズのことでも書いてみようかと思います。
今はPENTAX-KPを使っている時に買った「HD PENTAX-DA55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE」というレンズを所有しています。その時の記事がこれ。
このレンズは写りはいいし、ピントは早いし、簡易だけど防滴だし、コンパクトなので結構重宝しています。
だけど、DAレンズなのでAPS-C用の専用レンズでフルサイズには対応していません。
なので、フルサイズカメラPENTAX K-1に装着して写すと四隅がケラレてしまいます。
これがケラルた写真。四隅が黒くなっています。焦点距離によってはケラレない場合もあるけど、大小ありますがほぼケラレます。
ただ、PENTAX K-1には、クロップ機能というのがあって、簡単に言うとケラレないように真ん中部分で切り取って撮る機能があります。
1枚目の写真がクロップで撮った写真です。クロップで撮ればケラレないけどちょっと問題もあります。
<クロップのいいところ>
①ケラレない。
②イメージセンサーの中央で切り取るので画質がいい。
③既存のDAレンズが使える。
④焦点距離が1.5倍になる。
⑤連写が早い。
<クロップのちょっとね>
①切り取るので画素数が少なくなる。1,500万画素くらいになってしまう。
メリットの方が多いんだけど、画素数が少なくなるのがひっかかります。せっかく3,600万画素あるのに勿体ないような気がしてフルサイズ用の望遠が発売するのをずっと待っていました。
フルサイズ用の望遠ズームレンズは、
・DFA★70-200mmF2.8
・DFA150-450mmF4.5-5.6
の2本が前からあったけど重くて、でかくて、高い。
そこで、もう少し軽くて、小さくて、安いのが2月に発売されました。
・DFA70-210mmF4
予定では昨年の春発売予定が伸びて、年内には出そうだって噂だったけど出ず、やっと今年の2月に発売されたので本来ならば飛びつくところですが、あまりにも待たされちゃったので、今使っている「DA55-300mmF4.5-6.3」をクロップで使ってもいいかな~なんて思っちゃっています。
DA55-300mmF4.5-6.3で300mmのテレ端で撮りました。トリミングしています。クロップしているので35mm換算では450mmとなります。
さらにPENTAX K-1 markⅡの機能のリアル・レゾリューションシステムの手持ちで撮りました。
連続で4枚撮影して画像処理して画質を向上させるシステムでPENTAX K-1 markⅡからは手持ちでの撮影が可能になりました。
でも、さすがにフルサイズで手持ちだと連写速度が遅いので、クロップしている方がブレずに有利になります。
クロップすると画素数が少なるけど、1,500万画素あるし、450mmまで撮れるし、リアル・レゾリューションシステムの手持ちが可能だし・・・ってことで、DFA70-210mmF4の購入を見送って迷っている自分がいます。
連休中も外出自粛だろうから時間はたっぷり。ゆっくりと考えてみようかと思います。