僕はあまり中古と言うものに手を出さないタイプです。カメラ・レンズに限らずクルマとか電化製品とかほとんど新品で購入しています。
親戚とか知り合いとか知っている人から譲ってもらうことはたまにありますが、どこの誰か知らない人が使っていたものを使用することになぜか抵抗があります。
唯一の中古は、カミさんが趣味で買っているアンティークの家具ぐらいです。
クルマとか電化製品とかは、前の人がどんな使われ方をしているかわからないので、いつ壊れるか心配になるのでやっぱり新品ということになります。
それゆえ、精密機械であるカメラとかレンズは、当然ながら今まで全部新品で購入してきました。
目次
中古で購入したのはオリンパスのレンズ
今回、中古で購入したのは、この”M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO”というレンズ。
なぜ、このレンズを購入しようとしたかは、以下の記事で書いています。
ざっくり言うと、ストレスから抜け出すためにオリンパスのカメラに再び手を出し、”OM-D E-M10 MarkⅡ”というカメラを買ったこと。
パナソニックレンズの”LEICA 15mm/F1.7”の専用カメラにしようと思ったけれど、オリンパスのPROレンズ12-40mmを使ってみたくなったこと。そのため、外付けグリップまでを購入したことなどを書いています。
なぜ中古レンズに手を出したか?
最初のきっかけは、この外付けグリップを中古で購入したことです。
E-M10は現在はmarkⅢが販売されているため、一つ前のmarkⅡの専用グリップはすでに製造中止で市場から無くなり、新品はアマゾンしか売られていませんでした。しかもすごく高い。
いくらなんでも、定価が7,500円のものに10,000円以上も払えない。ってことで美品の中古品を購入することにしました。グリップは精密機械じゃないし、ひょっとするとガタツキがあるかもと思いましたが、大丈夫だろうと判断。
購入してみて、汚れ、キズなど全くなく、当然ガタツキもなく新品同様に大満足!
これに味を占めて、今度は、”M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO”レンズの中古品を検討してみることにしました。本当は新品で74,000円ほどするので、じっくりとお金を貯めて買うつもりでした。
外付けグリップと違いレンズは精密機械。ただ、カメラ本体ほどのリスクはない。でも、ホコリやチリの混入、カビなどリスクはあります。このようなリスクを減らすためには、やはり”美品”を狙うしかないと思いました。
今まで中古レンズを検討したことも何度かありましたが、”新品”と”中古の美品”との値段差があまりないケースが多く、これならばちょっと無理して新品の方が安心と思ったものです。ただ、今回のこのレンズは中古の美品で58,800円。新品との価格差は何と15,000円!
無視できない価格差です。
因みに参考として他保有レンズで新品と美品の価格差は、LUMIXのLEICA 15mm/F1.7で4,700円、PENTAXのFA31mmでも6,700円ほどでした。これくらいの価格差だと新品の方を買っちゃいます。
中古のM.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROレンズはどうだった?
結論から言うと大満足です。新品同様に汚れ、キズ全くなし。ほこりなどの侵入なし。使用感まったくなしでした。
これからは、中古レンズの考え方を改めるかもしれません。
実はほぼこのレンズを購入することで決まっていたけど、ちょっと考えちゃったのが、パナソニックのレンズとの迷い。ご存知のとおり、オリンパスのカメラにはパナソニック製のレンズも使うことができますが、このレンズとよく比較されるのが・・・
”LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II”というレンズ。
一番迷ったのが、LUMIXの方が軽量コンパクト。E-M10markⅡのカメラが小さいのでレンズとのバランスが気になりました。
◆LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 IIのメリット
・軽量コンパクト
・レンズ側に手振れ補正機能(GM1で使うことを考えて)
◆M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROのメリット
・価格がこっちの方が安い
・被写体に寄れる
どちらのレンズがいいか、決定的な違いもなく悩みに悩みましたが、
・オリンパスボディにはオリンパスのレンズ
・価格が安い
・寄れる
・ちょっと大きいけど我慢できる範囲
・手振れ補正機能はオリンパスボディ側に搭載されている
・質感がいいような気がする
という理由により、当初の考えどおり”M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO”にしました。
M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROの写りはどうか?
一番びっくりしたのはスゲー寄れること。レンズの鼻先1cmぐらいでもピントが合います。マクロレンズのような使い方ができます。
一番気にしていた大きさですが、見た目ほど気になりません。外付けグリップを装着したおかげでホールド感も悪くないです。
大きくなったと言っても比較的コンパクトなPENTAX KPにズームレンズを付けた時と比較してもかなりコンパクトです。これから、ちょっとした時の持ち出しで活躍しそうです。
まとめ
・中古品でもレンズならば検討してみるべき。
・リスクをできるかぎり減らすならば、”美品”にすべき。
・今回購入した”美品”は新品同様で満足だった。
・”新品”と”美品”に価格差があまりなく、新品が予算内ならば新品にすべき。
でした。
レンズの記事のまとめはこちらです。
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