今さらフィルムカメラとデジタルカメラのメリットとデメリットを語ったところで意味ないかもしれませんが、あらためてデジタルカメラの良いところを再認識してみましょう。
目次
フィルムカメラのメリット・デメリット
僕が最初に買った一眼レフカメラはニコンF50。
ほとんど何も知らずに買ったので普通に撮れるカメラ。特別いいカメラでもない。
デジタルカメラはまだこの時代には非常に高く、一般庶民が趣味として手に入れるものではなかった。
なので、大きく、重たかったけど海外旅行の友として連れていった。
今のデジカメと較べると色々大変だった。
フィルムカメラのメリット
1.真剣に構図などあれやこれや考えて息を止めて撮る
どういうことかと言うと、フィルム代や現像代などがかかるのでデジカメみたいにバシャバシャと撮れない。基本に忠実にシャッタースピードが稼げない時にはしっかりと三脚を立てて撮っていた。
結果的にいい写真が撮れていたと思う。
2.プリントする時の楽しみがある
デジカメのようにすぐに結果を見れないので、カメラ屋にプリントをお願いし、仕上がった時のワクワク感がたまらない。
3.デジカメにない雰囲気のある写真が撮れる
デジカメの解像感のあるカリカリの画像も好きだが、フィルム独特の柔らかなレトロな感じのいい雰囲気の写真が撮れる。
フィルムカメラのデメリット
1.お金がかかる
フイルム代、現像代、電池代(バッテリーじゃなかった)など撮影枚数が多ければ多いほどお金がかかった。
2.旅行の時などフィルムがかさばる
海外旅行など1週間ぐらいの日程の場合、フィルムを10本ぐらい持っていっても360枚しか撮れない。
また、途中でフィルムを交換するのが面倒。
3.失敗写真を確認できない
海外旅行など滅多に来れないところなのに失敗写真を量産した時は、目もあてられない。
デジタルカメラのメリット・デメリット
フイルムカメラの裏返しとなるが、主なものは次のようなものだろう。
デジタルカメラのメリット
1.お金を最小限に抑えられる
メディア、バッテリーは繰り返し使えるし、できあがりはパソコンで確認できるのでお気に入りの写真のみを印刷すればいい。ネットに公開を目的にしているなら印刷代もかからない。
2.プロのように写真がうまくなる
プロとアマとの違いの一つは「シャッターをどれだけ押したか」だと思うので、失敗を恐れずにどんどん撮れる。場数を踏むことができるので写真が上手になる。
3.撮影機会を逃さない
撮影結果をその場で確認できるので失敗写真が減る。たとえ失敗してもレッタチなどで救済することもできる。
結婚式など失敗できない撮影の機会でも逃さすに撮れる。
デジタルカメラのデメリット
1.パソコンの操作ができないと厳しい
これくらいしか思い浮かばないが、パソコンへの取り込み、印刷ぐらいなら簡単なのでそれほどデメリットでもないでしょう。
まとめ
何を言いたいかと言うと、フィルムカメラの時代と比較して、高性能のデジカメが手に入るようになり、お金や失敗などを気にすることなく、撮影に集中できるようになったということ。
ちょこっと工夫をしたり、感じるままにシャッターを押せば、写真はきっと上手になり、面白くなります。
天気のいい日は是非、カメラを持って散歩にいきましょう。