クロアチア第二の都市であるスプリットとトロギール観光。だんだんと南下するに従い、クロアチアらしい古都の雰囲気になってきました。
まずは古都トロギール。アドリア海に浮かぶ中世の要塞の島です。周囲を紺碧のアドリア海に囲まれ、島内には歴史的建造物が立ち並んでいます。ドブロブニクと似ていますね。
街中は石畳の入り組んだ路地がたくさん。街の中心には、クロアチアを代表する有名な聖ロヴロ大聖堂が建っています。
朝早いのでカフェもまだまばらです。最初に言ったとおり、このツアーは目的地に前の日に到着するように組まれているので、朝早くから人の少ない時に観光ができて嬉しい。
奥に見える写真は裁判所後です。
前の写真の裁判所後では5人の合唱隊が歌声を観光客に披露していました。声が響きわたる。
この後、CDを販売してましたが、僕らのグループはだれも買わず。聞くだけ。
クラッパという無形文化遺産にも登録されている伝統的な男性アカペラ合唱です。
YouTubeのこの映像は、僕らが行った年の一年後のもの。まだ、同じ人達が歌っていました。だけど、一人足りない。脱退しちゃったの?
トロギールの港に出るための門。人がいた方がいいので、人が通るまで待っていましたが、三輪車に携帯電話。古都には似合わないなあ。
次に向かったのは、クロアチア第二の都市であるスプリット。
この都市のみどころは、世界遺産にも指定されているディオクレティアヌスの宮殿。約1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝が晩年を静かに過ごすために建設された宮殿で、皇帝はここに6年過ごしました。
今では、その時の様子が地下空間として残っています。
地下宮殿を抜けて地上に出ると中庭があったり、大聖堂とか鐘楼が建っています。びっくりするのは、そこに人が今でも生活していること。
皇帝がかつて住んでいた宮殿の跡地である世界遺産に人が住んでいるんです。日本に例えるならば、長崎県の世界遺産である軍艦島に今でも人が住んでいるようなもんです。
宮殿内にこんな店まで作っちゃっていいの?カフェやレストランがたくさんあります。
ビールが旨そうだったので、この店にしました。昼間っから飲むビールが格別!しかも、旅先でのビールは最高!
クロアチアは日本語は殆ど通じません。日本語メニューもありません。英語で何とか注文したのはシーフードパスタ。アドリア海を挟んで向こう側はイタリアなので料理は美味しいです。
そして、スプリットは港町なので美味しいシーフードを食べさせてくれる店にも目移りしてしまいます。
こんな風に世界遺産で生活していて、洗濯物も普通に干しているところが面白い。この下には観光客がたくさん行き来しているんですよね。
ヨーロッパでも確かロマンティック街道沿いの国々では、洗濯物は人の目につかないところに干すという習慣がある中で、全く真逆で観光客に見せ付けるように干しているところが何ともいい感じです。絶好の被写体です。
翌日はこのツアーのハイライトと言えるドブロブニクです。
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