最近「なるべく働きたくない人のためのお金の話」という本に出会い、今読んでいる最中です。
僕は、働きたくないわけではないのですが、仕事が生きがいというわけでもありません。4:6ぐらいの割合で”働きたくない”の方が若干勝っているぐらいです。
この本の内容は、週休5日制で年収90万円で毎日ハッピーに生活している人の体験談。”最初は不安だったけど、不思議と年収がだんだん減るに従い、お金に対する不安が消えていく”というくだりが気になって手に取ってみました。
僕もこれから収入は減る一方で決して増えることはないので、その心構えとして参考にしたいと思いました。
やりたくないことはやらない
まだ、読んでる最中ですが、気になるフレーズがありました。「嫌なことはやらない」というところ。
仕事が忙しく、やりたいことが何もできないとブーブーと言っていたのに、いざその環境から逃れると「何をやりたかったんだっけ」とやりたいことが見つからない。
いろいろ考えてみたところ「やりたいことができないのがイヤなのではなく、やりたくないことをしなきゃいけないのがイヤだった」と気づいたところ。
これを読んでハッとしてしまいました。
仕事でも、ちょうどこの時期は、”来年は何をやりたいか?”、”今年一年を振り返ろう”とか季節柄なりますが、やりたいことより、やりたくないことを列挙する人がいます。
「やりたいことを聞いているんだけど・・・」とつい言ってしまいますが、やりたくないことはしなくてもよくなれば、いかにストレスが軽減されることだろう。
でも、日本の社会では、特に仕事では、「やりたくなくてもやらなきゃいけない。仕事だから」「だれかがやらなければいけない」などダブーとされているように思えます。
皆がそう考えちゃったら、社会は回らなくなってしまう。ですが、他人に迷惑がかからない自分だけの世界でなら、やりたくないことはやらなくてもいいのではないかと思えてきました。
写真を例に「やりたくないことはやらない」を考えてみた
写真生活の中で「やりたくないこと」を考えてみました。しかし、中々見つからない。
当たり前です。写真は仕事ではなく、趣味だから。基本的には趣味は楽しいからやるのであって、やりたくないなら辞めるだけのことですから。
だけど、「写真を撮っていてやりたくないことは本当にないのかな・・」と無理して考えてみると一つだけありました。
それは、何と、このブログ!
ブログを書くこと自体は苦ではないです。前のブログと合わせると12年程続いていますから。撮った写真を掲載してあーだこーだと言って、自己満足ならばいいのですが、段々と”読んでいる方のために役に立つ記事を書かなければならない”とか、”写真とはこうだ!とかを伝えなければならない”とかミッションのようなものを意識してしまっているところです。
ブログを立ち上げた目的は、単純に”写真の楽しさを伝える”だったのですが、最近は書くテーマを先に決めて、色々調べて書くようになってしまったので、改めようと思っています。
よって、来年からは、勝手気ままにブログを書くようにしていこうと思っています。